iPhoneで漫画を読む最適な方法
画面が小さい・読みにくいを解決する、2台で見開きにする読み方
iPhoneはいつでも漫画が読める端末ですが、1ページが紙のコミックスの6割ほどの幅しかなく、横向きの見開きにすると字が読めなくなります。
読み方の種類と機種別の実寸を整理し、iPhoneを買い替えずに見開きを大きくする方法を紹介します。
iPhoneで漫画を読む3つの方法
- ① 電子書籍サービスの公式アプリ
- Kindle・ジャンプ+・マガポケ・ピッコマなどのアプリをApp Storeから入れて読む方法。購入・購読はアプリ内か各社のサイトで行い、縦持ちで1ページずつ読むのが基本です。
- ② ブラウザ版
- Kindle Cloud Reader や各社のWeb版をSafariで開いて読む方法。アプリを入れずに読め、購入済みの本もそのまま開けます。MIHIRAKIが2台の見開きに使うのもこのブラウザ版です。
- ③ 自炊したファイル
- 自分でスキャンしたPDF・ZIP・CBZをビューアアプリで読む方法。iPhoneへの入れ方とアプリの比較は「iPhoneでZIP・CBZの漫画を読む方法」にまとめています。
iPhoneの機種別に、1ページはどのくらいの大きさ?
漫画の1ページ(縦横比 約1:1.42)を画面いっぱいに表示した場合の計算値です。紙のコミックス(新書判)は1ページ 112×174mm、文庫は105×148mmです。画面サイズはApple公式の対角インチと解像度から算出しています。
| iPhoneの画面 | 縦持ち(1ページ) | 横持ち(見開きの1ページ) |
|---|---|---|
| 4.7インチ iPhone SE(第3世代) |
約59×83mm 文庫の6割の幅 |
約41×59mm 名刺より小さい |
| 6.1インチ iPhone 17e など |
約65×92mm 文庫の6割の幅 |
約46×65mm 名刺より少し大きい |
| 6.3インチ iPhone 17 / 18 Pro など |
約67×95mm コミックスの6割の幅 |
約47×67mm 名刺より少し大きい |
| 6.5インチ iPhone Air |
約69×98mm コミックスの6割の幅 |
約49×69mm 名刺より少し大きい |
| 6.9インチ iPhone 18 Pro Max など |
約73×104mm 文庫の7割の幅 |
約52×73mm 名刺の1.3倍ほど |
一番大きい6.9インチでも、縦持ちの1ページは文庫の7割の幅です。横向きの見開きにすると1ページが名刺ほどになり、セリフを読むには拡大が必要になります。「読みにくい」のは目や設定の問題ではなく、物理的な大きさの問題です。
iPhone 1台で読みやすくするコツ
- 縦持ちで1ページずつ読む
- 横向きの見開きは1ページが半分の幅になります。1台で読むなら縦持ちの1ページ表示が一番大きく、多くのアプリはこれが標準です。
- コマを拡大する
- ピンチで拡大すれば字は読めますが、1ページごとに拡大と移動を繰り返すことになり、読むリズムが途切れます。
- 大きい機種・折りたたみに買い替える
- 6.9インチにしても縦持ちの1ページは文庫の7割の幅です。折りたたみのiPhone Duoは開くと7.6インチで、見開きの1ページは4インチ級のスマホほどになります。
iPhoneはそのまま。2台目を足して、縦持ちの大きさのまま見開きにする
ブラックジャックによろしく / 佐藤秀峰
無料アプリ「MIHIRAKI」は、2台の端末を右ページと左ページに分けて、ページめくりを同期します。1台に1ページずつ表示するので、縦持ちの1ページの大きさがそのまま見開きになり、1台の横向き見開きと比べて1ページの面積が約2倍になります。
2台目はiPhoneでなくても構いません。機種変更で余った古いiPhoneでも、安いAndroidスマホでも使えます。新品のAndroidスマホは2万円台からあります(価格.com・2026年9月時点)。
- 今のiPhoneを活かせる。読書環境や購入済みの本はそのままで、2台目を足すだけです。
- 古いiPhoneが2台目になる。MIHIRAKIはiOS 15.5以降で動くので、iPhone 6s以降・iPhone SE(第1世代)以降の余った端末が使えます。
- iPhoneとAndroidの組み合わせでも繋がる。同期はインターネット経由で、Apple IDやGoogleアカウントの共有は不要です。
- 組み合わせは自由。iPhone同士、iPhone+Android、スマホ+タブレットのどれでも繋がります。まずは手元にある端末で繋げて動作を確かめてから、見開き用に画面幅の近い端末を選ぶのがおすすめです。
見開きにしたときの大きさを紙のコミックスと比べる
横向きにしたiPhoneと、iPhoneを2台並べたときの見開きを、紙のコミックスと同じ縮尺で並べました。
1台の横持ちでは、見開きの幅が紙の半分以下です。2台並べると1ページが縦持ちの大きさのままなので、見開きの幅は1台の横持ちの約1.4倍、面積では約2倍になります。見開き幅には2台の間の継ぎ目を含みます。
iPhoneともう1台で見開きにする手順
-
STEP 01
2台にMIHIRAKIをインストール
iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playから無料でインストールします。2台目が古いiPhoneなら、同じApp Storeから入れます。
-
STEP 02
QRコードで2台を繋ぐ
片方で「QRコードを表示」、もう片方で「QRコードを読み取る」を選びます。表示した側が右ページ、読み取った側が左ページになります。
-
STEP 03
親機で作品を開く
親機でサービスを選び、作品を開きます。ブラウザ版のKindle・ジャンプ+・マガポケなどの各サービスと、Dropbox・Google ドライブ・NASの自炊ファイルに対応しています。子機が自動で追従し、めくると2台が同時に進みます。
よくある質問
- 機種変更前の古いiPhoneを2台目にできますか?
- できます。MIHIRAKIはiOS 15.5以降で動きます。iOS 15.5が入るのはiPhone 6s以降と、iPhone SE(第1世代)以降です。SIMを抜いた端末でも、Wi-Fiに繋がっていれば使えます。
- iPhoneとAndroidの組み合わせで、操作は違いますか?
- 同じです。どちらを親機にしてもよく、親機でめくると子機が追従します。
- 画面サイズが違う2台でも大丈夫ですか?
- 使えますが、左右のページの大きさが揃わないと見開きとして違和感が出ます。画面の幅が近い機種を選ぶのがおすすめです。
- Kindleやジャンプ+で買った本も見開きにできますか?
- できます。MIHIRAKIは各サービスのブラウザ版に対応しているので、アカウントでログインすれば購入済みの本をそのまま2台の見開きで読めます。
※購入済みの本を読むには両方の端末でログインが必要になります。 - 料金はかかりますか?
- 基本無料です。無料版は広告表示ありで、見開き機能を1日30分まで使えます。Premium(月額380円)に登録すると、時間無制限・広告なしになります。